OA情報 | テレビ山梨「スゴろく」にて糖尿病重症化予防の実証実験の様子が紹介されました OA情報 | テレビ山梨「スゴろく」にて糖尿病重症化予防の実証実験の様子が紹介されました
2022/1/27放送のテレビ山梨「スゴろく」にて、当社が山梨県と実施する実証実験の内容が紹介されました。
本実験では、山梨県・県内医療機関と連携し、医師・歯科医師推奨のもと、糖尿病・歯周病患者がみんチャレ活用して運動やはみがきなどの生活習慣改善を行っています。
本実験に関するプレスリリースはこちらをご覧ください。
※テレビ山梨の許可を得て画像を掲載しています。
糖尿病は重症化しないためにバランスのとれた食事や適度な運動を続けることが重要ですが、糖尿病患者の治療で一番苦労するのが生活習慣の改善。続けることが難しく、症状が悪化する人も多いようです。
山梨大学医学部附属病院の土屋医師は、「特にコロナ禍では、患者さんによっては孤立を深めてしまい、なかなか活動できなくなってしまったり、自己管理に影響が出てくるケースが明らかに増えている」とコメントしています。
こうした中、匿名の5人でチームを組んで、チャットで励まし合いながら習慣化を目指すスマホアプリ「みんチャレ」を活用して生活習慣を改善するという実証実験が山梨県で行われています。
エーテンラボは山梨県内で新たに挑戦する県の事業に採択され、先月始まりました。
対象は糖尿病と歯周病の患者で、県と当社から依頼を受け、実証実験に協力する医師や歯科医師が、患者にみんチャレを紹介します。
患者は似た目標を持つ患者のグループに参加。5人1組となり、歩数や体重、食事などを毎日報告し合います。
この活動で、生活習慣や体調、口の中がどう変化をするかを検証します。
当社代表の長坂は、「運動療法や食事療法、歯磨きなど、やろうと思ってもついついできなかったりサボってしまうことを、このアプリをご活用いただけると考えています。」とコメントしています。
この取り組みで「みんなで楽しく糖尿病改善」というチームに参加する男性は、毎日歩数などを報告することで、毎日8,000歩歩くという目標を達成できているといいます。
男性は、「他の同じ境遇の人が歩いた歩数や記録が見れることや、お互い励まし合いながらできること、チームで1つの目標を達成していくのが楽しみ」とコメントしています。
この取り組みにあたり、糖尿病治療にあたる医師も期待を寄せています。山梨大学医学部附属病院の土屋医師は、「運動と食事、糖尿病治療に置いて重要な2つの要素を継続することに期待できる仕組み」とコメントしています。
土屋医師は、特に歯周病患者を対象に加えたことも効果的で、医師同士の連携も測れるとし、「糖尿病のある方は歯の疾患にかかりやすく、歯の治療をすることで糖尿病にも影響が現れる。(実証実験は糖尿病担当の医師と歯科医師の一つのコミュニケーションの形になるのでは」とコメントしています。
生活習慣を改善しようと進める今回の取り組みについて、当社代表長坂は「自治体と医療従事者双方から患者を支える新しい連携の形を構築する」ことが目標とコメントしています。
▼関連プレスリリースはこちら
「みんチャレ」で糖尿病・歯周病患者の生活習慣を改善
自治体・医科歯科と連携した糖尿病重症化予防の実証実験を開始
山梨県の「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」に採択
https://a10lab.com/news-20211209/