全国250自治体を突破!
高齢者の虚弱を防止するための合同勉強会
全国250自治体を突破!   高齢者の虚弱を防止するための合同勉強会

コロナ禍による活動量の減少でシニアの虚弱体質が深刻化、多くの自治体が課題抱える

エーテンラボ株式会社(東京都港区 代表取締役CEO:長坂 剛)は、2022年7月よりコロナ時代の高齢者福祉のあり方に悩む自治体のお悩み相談を自治体職員同士でできないかと考え勉強会の運営を開始し、3回目の今回で通算250自治体以上の会員申込がありました。

■会員自治体数の推移

※2月の数値は1/30時点

■なぜ自治体職員同士の勉強会なのか


コロナ禍で、従来の自治体の高齢者福祉の取組は休止を余儀なくされ、これまで地域の体操教室、老人クラブなどに通うことで健康を維持していたシニアの虚弱体質化が喫緊の課題となっています。自治体は課題解決に向けたWithコロナ時代の新たな高齢者福祉政策を打ち立てようとする中、他自治体の事例を求めていますが、そのような機会があまりありません。そこで、自治体と協働し社会課題の解決を目指す弊社にて、全国の自治体担当者がオンラインで一同に会し、シニアの虚弱防止対策についてノウハウを共有しあう勉強会を立上げたところ、全国に1718ある自治体のうち、勉強会立上げから半年程度で250自治体以上が参加しています。

エーテンラボ(株)が全国の自治体に実施したアンケート調査結果

■なぜ2月に開催するのか


2月1日は「フ(2)レ(0)イ(1)ル」と読む語呂合わせから、「フレイルの日」に制定されており、2月はシニアの虚弱化について考える絶好の機会です。フレイルとは、加齢により心と体の働きが弱くなってきた状態のことで、一般社団法人スマートウエルネスコミュニティ協議会、日本老年学会、一般社団法人日本老年医学会、一般社団法人日本サルコペニア・フレイル学会の4団体が健康長寿社会の実現を図ることを目的としてフレイルの日を制定しました。

■勉強会内容


勉強会の正式名称:ICTを活用したフレイル予防研究会
・第一回 2022年08月25日(木)
ICTを活用した高齢者支援の取組に関する実態調査報告
東京都府中市によるゲストスピーチ
自治体職員同士のグループトーク
・第二回 2022年11月09日(水)
東京都墨田区によるゲストスピーチ
兵庫県淡路市によるゲストスピーチ
自治体職員同士のグループトーク

第一回ICTを活用したフレイル予防研究会の様子

■次回の勉強会概要


・日時:2023年2月7日(火)13:30~15:00
・場所:Zoom開催
・対象者:全国の自治体担当者
・タイムスケジュール
第一部 ゲストスピーチ1 (13:35~13:55)
  綾瀬市 福祉部 地域包括ケア推進課 地域包括担当 主査 橋本 寿久様
  (仮題)「綾瀬市 習慣化アプリ「みんチャレ」でフレイル予防事業」
第二部 ゲストスピーチ2 (13:55~14:15)
  堺市 健康福祉局 長寿社会部 長寿支援課 主幹 幸地 仁詩様 / 主査 多賀井 眞紀様
  (仮題)「堺市介護予防事業「あ・し・た」プロジェクト PFS事業とオンラインフレイル予防の取組」
第三部 自治体職員同士のグループトーク (14:15~14:55)

■エーテンラボ(株)のフレイル予防事業


・地域の高齢者同士が習慣化アプリ「みんチャレ」のアプリ上でつながり、5人1組チームのチャット上で、毎日ウォーキングの写真とその歩数を送りあうことでフレイルを予防します。利用開始時にみんチャレの使い方講座を実施し、デジタルデバイド解消にも寄与します。

・サービスHP:https://a10lab.com/service/healthcare/frail/
・関連プレスリリース:
 (2021年7月1日)自治体向け「フレイル予防事業」を本格展開 https://a10lab.com/news-20210701/
 (2022年8月31日)墨田区の高齢者向けデジタルデバイド解消事業に提供開始 https://a10lab.com/news-20220831/

この記事のPDFを表示

一覧へもどる